先輩が何を考えてるのかは知らないけど、許せない。僕は暴力は大嫌いだ。


だから、例えそれが先輩だろうと、見過ごしたり、許したりすることは絶対に出来ない。


「ふざけないでください‼︎ …ハッキリ言います! 僕は先輩がキライです。いや、大っキライです! こんなことして何になるんですか⁉︎ 僕が好きなのは、僕が…‼︎」



「ふ、ふざけんなああ‼︎」















気づいた時には、もう遅かった。僕の脚は完全に地面を離れていた…