★健★ 「はぁ…」 公園のベンチまで来てみたものの、ため息しか出てこない。 考えれば考えるほど、気持ちは沈んでいく一方で… まだ2人が付き合ってると決まったわけじゃない。 だけど、だけどさ、もうなんかダメな気がしてきて。 「はぁ…」 やっぱり口から漏れるのはため息ばかり。 「ため息ばっかついてるなんて、らしくないぞ…?」 「え?」 振り返ると、さっき置いてきた中村先輩がいた。 「先輩…」 先輩は僕の隣にゆっくりと腰掛けた。