そんなこと、考えてるうちに光のトンネルの入り口まで来ていた。
「すっげぇ、キレイだな…!」
「う、うん。すっごくキレイ…! 私、一度でいいから、こういうのくぐってみたかったんだ…!」
「お、おう。そっか…! じゃ入るか」
「うん…」
幻想的な世界って、たぶんこういうことなんだろうなぁ。
花々がイルミネーションで彩られ、光りのトンネルを創り出していた。
中に入って一瞬、北風がスッーと通り抜けた。真冬の風が頬に触れた。
「つかさ、寒いか? 大丈夫?」
「あ、私なら大丈夫だよ…? 手…繋いでるし…」
「そ、そっか…」
ひゃあ~、ど、どうしよう…
手つないでるからって、柄でもないこと言っちゃた…! 恥ずかしすぎるよ。
「オレも…さ、寒くない。つかさの手…あったかいから…」
え…
一気に顔が火照っていくのがすぐに分かった。
正直すぎる、自分の反応が恥ずかしくて恥ずかくて、思わず俯く。
どうしよ~。顔上げらんないよ…

