青木はえらいよ、ほんとにえらい。
自分から、弱音なんか吐かないし、あれだけ走ったりして、部活に打ち込んでるのに、宿題は欠かさずこなしたり。
でも、本当は本当は、疲れてるんじゃないかな? 無理してるんじゃないかな?
たまに昼休みに寝てる姿を見ると、胸が痛くなるよ、私。
私ね、本当はこんなつもりじゃなかったんだよ?
ただ、前を向いてる、そう、キラキラとした青木が見ていたくて…
なのに、なのに私は、青木をただ眺めて、ただ眺めて泣いてるだけ。ただそれだけ。
頑張ってるね!
そう励ましたい。励ましたいけど、私はそれすら言えない。
こんな私は、青木を好きでいる資格さえないんじゃないかとさえ思う。
そしてまた、ひとり屋上で涙する。

