青木は、毎日毎日、サッカーに没頭していた。私が返事を保留した翌日から。
額に汗して、練習を頑張る姿は、とてもカッコ良く、いつまで見ていても飽きない。
そして、見る度に、青木への想いが私の中で、少しずつ少しずつ、大きくなっていくのが分かる。
けど、同時に、それは青木を苦しめているのかもしれないってことが分かった。
部活が終わって、疲れているだろうに、夜にランニングを始めたの私、知ってるよ。
しかも、毎日毎日。誰にも言わず、自慢もせず、ただひたすら走ってる。
青木、通りがかりの人にもちゃんと挨拶するんだね。
だから部屋にいても分かるんだよね。青木は毎日、毎日走ってるって。

