ほんとはもう、
宗汰に惹かれてる。


一緒にいてこんなにも安心するし、
不意にドキドキするし。





「はい。」


隣に座った宗汰は紅茶を差し出した。



私はその手を掴んだ。



「なつめ?」



驚いた顔をしている。