素直に喜ぶのは宗汰のいいとこ。



「うん、悩んでよかった。」






尚くんの誕生日は2月。


生きてたら、
宗汰にしてあげたみたいに、
いっぱい悩んでプレゼントを選んだのに…。




「ごちそうさま。」



「え?」



考え込んでたら、
いつの間にか宗汰はご飯を食べ終えていた。



「美味しかった…。」



照れているのか…、
テレビの方を向いたまま言われた。



お酒が入って宗汰の顔が赤くなっている。