サヨナラはまだ…





「そーいえばこの前サークルの集まりで、
尚、後輩の女に迫られててさ。」




「はっ⁈
そんな話聞いてないよ!」



「そん時言ったのがさー。」




“俺には大事な女がいるから。
そんな事じゃ靡かないよ?”



それを聞いた私は、
何とも言えないくらい恥ずかしくなって俯いた。



私の知らないところで、
尚くんはそんな風に言ってくれて…。




ほらまた。


涙が出るじゃん。