サヨナラはまだ…




「待ってる。
何年でも。」



結局私は甘えたまま。


宗汰を苦しめたまま。




「寝る?」


宗汰に聞かれ、時計を見た。


もう12時をとっくに過ぎていた。



「そうしよっかな。」


「俺、ソファで寝るから。」


「いや、一緒に…。ダメ?」



「俺に一晩苦行に堪えろっていう訳?」



「?」



「好きな女を前に、
手を出さずにいられる訳ないだろ。
いくら俺でも無理ある。」