サヨナラはまだ…




「なつめ。」


「んー?」



「いや、やっぱ後で言う。」



「?」






食べ終わった頃、
食器を下げた碧史くんがデザートを出してくれた。


デザートは私の大好きなレアチーズケーキだった。




「宗汰のやつ、
なつめちゃんがレアチーズ好きだから、
ってお願いされて特別に作ったんだよ。」



「碧史、余計なことばっか言うなよ。」


宗汰が碧史くんを睨んだ。


「碧史くんありがとう!」



「宗汰ー、
なつめちゃんいい子だねー。
惚れそう!」



「…そしたらぶっ飛ばす。」



「きゃー!
怖い怖い。
冗談だから。」



碧史くんは宗汰の言葉を棒読みで返した。



「なつめちゃんまた2人で来てね?」


「勿論‼︎
絶対来るね。」