サヨナラはまだ…




真っ赤になってるのを知られないように。






席について、
手鏡をみる。


首元で光るネックレス。


ただ嬉しい気持ちで一杯になる。




「誕生日プレゼントのお礼も兼ねて。」



「宗汰、ありがとう。
大事にするね。」




触れると冷たい感触。


もし、
尚くんが生きてたら…。


今頃私は宗汰じゃなくて、
尚くんの隣にいたのかもしれない。




ついついそう考えてしまい、
複雑な気持ちになってしまう。



私の悪いクセかな?