サヨナラはまだ…




「開けてもいい?」



「どーぞ。」



袋の中にはラッピングされた細長い箱。


包装を剥がして箱を開けると…。




「え!すごい‼︎」



トップがハート型のシルバーのネックレスだった。


それに私好みの…。



「もらってもいいの?」



「お前のために買ったんだから。
こっちおいで。」



立ち上がって宗汰の隣にくると、
腕を引っ張られて、
宗汰の膝の上に座る形に…。



「え、え…。」



「着けたい。」



「あ、うん…。」



多分、私の顔真っ赤になってる。


宗汰の手が首筋に触れ、
ドキドキして苦しい。



「…はい。」


宗汰の声ですぐ離れた私。



「うん。やっぱ似合う。」



「あ、ありがと…う。」



右手の甲で顔を隠した。