サヨナラはまだ…




「ほんとごめんな。
電話しても出ないから相当酷いことしたのかもって…。」



「私のほうこそ…。
電話、出なくてごめんね。」



和解したところで、
碧史くんが料理を持って来た。



「すごい!
見た目も味も美味しい‼︎
全部碧史くんが作ったの?」



「まぁね。
食後はデザートもあるから。
ゆっくりしてってね。」



碧史くんは厨房に入っていった。




「盛り付けとか参考になる!
ドレッシングは何混ぜてるんだろ…。
このパスタのソースはアレンジできるかな?」




「ふっ。
なつめ、独り言多すぎ。」




「え…。
そんなに言ってた?」



「うん。」



微笑む宗汰に胸がキュッてなった。



「なつめ、
これ、プレゼント。」



「え?」



小さな紙袋を渡された。



「クリスマスだから。」