サヨナラはまだ…



「あ、僕、宗汰と同じ大学だった篠原碧史(しのはらあおし)です。」


「小川なつめです…。」



ヒョロっとした外見によらず、
元気な人だ。



「碧史は2年の時に親のレストラン引き継いで退学したんだ。
俺らと同い年。」



宗汰が付け足して説明してくれた。



「なつめちゃんの話を聞いよく宗汰から聞いてて…。」


え?

私の話?


「碧史、早く席案内しろ。」



「怒らないでよー。
宗汰くんこわーい。
あ、僕のこと、
碧史って呼んでくれていいからね!」