*5
放課後。
「あ、ごめん。今日委員会だ」
なんて言って委員会の準備をする琴葉。
「じゃあ一緒に帰れないのか」
「ごめんね、あることすっかり忘れてて」
「大丈夫、委員会がんばって」
そうやって、琴葉と別れ、帰る準備をする。
なんか今日はやけに疲れたなぁ…
皆と帰る時間を少しずらし、遅めに帰るあたし。
人混み好きになれないし。
日は傾いて、空はオレンジ色。
もうそろそろ夏も終わりかなぁ。そんなことを考えながら、下駄箱で靴を取り替えて学校を出る。
「久瀬さん」
「ん?」
声が聞こえた方を見れば。
「…何の用?」
またしても黒崎がいて。
「やけに冷たいな…良かったら一緒に帰らない?」
「…良くないので一人で帰ります」
こいつと一緒とか、無理だって
「分かった、一緒に行くね」
「は…?」
軽く微笑んで、そういう黒崎。
いや、今の聞いてました?一人で帰るって言ったじゃん。
本当、なんなのこいつ…
放課後。
「あ、ごめん。今日委員会だ」
なんて言って委員会の準備をする琴葉。
「じゃあ一緒に帰れないのか」
「ごめんね、あることすっかり忘れてて」
「大丈夫、委員会がんばって」
そうやって、琴葉と別れ、帰る準備をする。
なんか今日はやけに疲れたなぁ…
皆と帰る時間を少しずらし、遅めに帰るあたし。
人混み好きになれないし。
日は傾いて、空はオレンジ色。
もうそろそろ夏も終わりかなぁ。そんなことを考えながら、下駄箱で靴を取り替えて学校を出る。
「久瀬さん」
「ん?」
声が聞こえた方を見れば。
「…何の用?」
またしても黒崎がいて。
「やけに冷たいな…良かったら一緒に帰らない?」
「…良くないので一人で帰ります」
こいつと一緒とか、無理だって
「分かった、一緒に行くね」
「は…?」
軽く微笑んで、そういう黒崎。
いや、今の聞いてました?一人で帰るって言ったじゃん。
本当、なんなのこいつ…
