もうこんな時間!
「いってきます!」
「「いってらっしゃい。」」
私は急いで学校に行った。
学校からはまぁ近い方とおもう。
私は走った。
校門が見えてきた。
その隣には
『如月百合ケ丘高等学校』(サラギユリガオカコウトウガッコウ)
の文字が見えた。
それが私の通っている高校。
その回りにいる生徒たちの
蔑んだ目。
厭らしい目。
怒りの目。
すべての目が私を捉える。
そう。私はこの学校の生徒から嫌われている。
男子を除いて。ね。