逢いたい〜もう一度貴方に〜

「ねぇ。お姉ちゃんは?」
起きた瞬間にそう言ったからびっくりしたのだろうか
おじさんとおばさんは
「えっと。昨日死んだ姿見たよね?」
「違う!お姉ちゃんが!息を吹き返して私の頭をなでたの!」
「夢見てたんじゃない?」
信じてくれない。
そこに
ピーンポーン
チャイムの音
「百合ー?いるー?」
この声。
私は玄関に向かってドアを開けた
「莉緒ちゃん。」
「あ!悠莉ちゃん!百合いる?」
そうだ。莉緒ちゃんにはいってなかった。
でも。でもお姉ちゃんは。