逢いたい〜もう一度貴方に〜

私が思い出していたのは

13歳の頃の記憶だ。
私には高校生の姉、百合と両親がいた。
いつもと変わらない日常
いつもと変わらない風景
贅沢はできなかったけど両親や姉と仲が良くって不満なんてなかった。
幸せだと思ってた。
だけどそんな幸せがいつか崩れ落ちることを私は知らなかった。
誕生日の12/25私は家で待っていた。
母と父は仕事、姉は部活だった。
だから
父の友達の彰おじさんを呼んで
みっくんやあっくん、里奈おばさんも来てくれた。
みんな優しくしてくれた。