日陰の帳面

ノートの端に書いて消した落書き
消えない跡を何度も消そうと
擦る 擦る

丸めたページ
見ないフリ
隠して
秘める
コイゴコロ

捨てられたらいいのにな
そう簡単に消えるものでもなくて

つぎはぎだらけの毎日が
繋いだ大きなランチョンマット

ごろりと寝転がれば
ふんわり日溜まり気分

―あぁずっとこうしていたいなぁ
嗚呼嗚呼嗚呼
笑うように歌って
歌うように飛びはねる

ちらりと見えた星を掴みたかった
手に入れようと望んだのに


丸めて捨てたノートの端を
拾い上げようとしたけれど

もう無理かもしれないな、
そんな風に頭をよぎる


日溜まりの中に居た
遠い昔のアルバム

いつか、いつか
また笑い合えるその日まで