平々凡々な私に惚れた男


雅「この前星と渚お菓子で喧嘩しただろ?そんときに朔に買わせにいかされたときだな」

星「え?!この間じゃん!」

渚「んで?!それから?!」

……渚は恋愛話好きなのかな?

雅「一目惚れ?ってやつ?」

朔「あ、そーいえば帰ってきた後ボーッとしてしたね」

『//////////////』

星「確かに!って美夜ちゃん真っ赤!」

やっやめてくれ………

渚「まじか!んでんで?!」


まだ聞くか……渚よ……

雅「んで、次の日な。朝学校に行ったら……こいつが転校してきてたんだよ」

『理事長室がわからなくてね?迷ってたところに雅がいてねー』

渚「ん?雅って俺らと同じ学校だよな?俺らって美夜ちゃんと同じ学校?なのか?」

『うん。そーだよー』

朔「転校生?……あぁ噂になっているあの子でしたか」

んんん??

『噂?』

星「美夜ちゃんはね最強の天使って呼ばれてるんだよ?」

最強の天使?

『なにそれ?』

渚「美夜ちゃんの兄ちゃんたちすごいだろ?最強だろ?そのうえ美夜ちゃんかわいいじゃねぇか?だから最強の天使なんだよー」

『兄貴たちは最強かもしれないけど
私はかわいくないよ?』

幹部「…まさか…雅…」

雅「……美夜……天然」

ん?天然?

『なんのこと?』

星「なんでもないよ!でもまさか雅に彼女がいたのは知らなかった!」