俺を求めろよ。




不思議に思う。



「もしかして、香奈美に聞いたの?」




香奈美だったら、諒に教えてるはず。


諒のこと好きだからこそ、聞かれたら応える。



「……違うけど?」



その発言に耳を疑った。



「じゃっ、なんで!」


「沙織のことならなんでもわかるよ?」



嬉しそうに微笑む諒。




昔の諒じゃないみたいで怖い。






「……あっ、あのさ、、聞きたいことあるんだけど。」


「……なに?」



さっきは焦ってたように見えたのに、今の諒からそんな気を感じない。



聞こうと思ってる話はわかってるはずなのに……



「あの日、なんで男達に連れて行かれそうになったのを諒が助けたの?」


「助けなかったら良かった?」



「ちがっ、、、そういうんじゃなくて……」




なんで、あんな酷い事をしたかを聞いてるんだけどな。。




「なんで、あの場に諒がいたの?」




この質問が確実だ!



諒は引っ越しててあそこにこないはず!



しかも偶然かのように私を救うなんておかしいよ。