「カフェに入って話そう。」
スタスタ歩き出すと、それを追いかけるように後ろからついてきた。
横に並んで歩きたくない。
そうしたら、気を許してしまう。
カランカラン___
鈴の音が涼しげになる音を背に店員さんに案内され、席に着く。
「……なにか頼む?」
気まづそうに聞いてくる彼。
「いらない。」
ぶっきらぼうに応える。
食欲が湧くわけないじゃない!
……だって、私のことを襲った人なんだから。
「そう……」
悲しげな目をしても無駄なんだからっ!
あの日私にしたことは許されるものじゃないんだから!
「聞きたいことがあるんだけど……」
そういえば焦った感じを出して、店員さんに注文し出した。
「コーヒーとカフェラテ、抹茶プリンとチョコパフェを一つずつ。」
カフェラテに、チョコパフェ!?
「なんで、私の好きなもの知ってる……の?」
諒に教えたことないのに。。

