『柚、お前はまーたパジャマなのか』





部屋に入った途端言われた





『別にいいじゃん、ずっと家にいるし今日』






話し終わったら二度寝しよう
そう、考えた時だった






『あ、柚には仕事で晴嵐高校に行ってもらうことになったんだ。
それを言おうと思ってここに呼んだんだぞ』







……うそだろ。





『……詳細は?』






『そこには今日から通ってもらう。



晴嵐高校には陽~haru~と遊馬~yuuma~にも行ってもらうことにした。



晴嵐高校には全国No.1の桜輝という族がいる
そいつらの偵察をして欲しい



悪さをしそうな奴らならやってしまっていい』





……今日からかよ。
まあ、陽達いるから楽しそうだけど





『なるほど。じゃあそいつらを陽達と偵察してればいいのね?』