「オーケー、その作戦で行こう。」

清宮が渋々ながらも私の作戦を採用して会議は幕を閉じた。

「じゃあ、会議も終了しましたし、お次は宴会ですね。最悪な状況打破に一歩近づいたことに乾杯っ!清宮」

私の泡ふくメロンソーダと清宮の真っ黒なコーヒーがカチンと音をたてた。

そして、ふと清宮に話しかけた。

「清宮?あなたのメールアドレス教えてあげたい女の子がいるんだけど?」