そして、きっかり十分測り終えた私は、ベッドから静かに降り立つ。

窓からは、真っ暗な帰り道が見えた。

今日は、新月かしらね。

私は、職員室に声をかけると、昇降口に向かった。

そこで私は、意外なものを見て、思わず声をかける。