新月の輝くとき

「神崎、この成績はさすがにヤバいだろ。おえっ、吐き気するんだけど。で、何教科、補習なの?」

私は、嫌味ったらしいその声に嫌な予感しか感じないので、無視を決め込む。

すると、背後から右耳をつまみあげられた。

私は、あまりの痛みに声を上げる。

「いったぁぁ、清宮!いい加減にしなさいよ?大体、何であんたが私の学校にいるのよ!」

「ここが俺の学校だっつぅの!それに神崎!今、俺のこと無視しただろ?」