新月の輝くとき

次の瞬間、すぐ隣から悲鳴が上がり、私の耳をつんざく。

「恵、どうしたの?」

「さ、小夜…どうしちゃったの?」

「えっ?私の成績、そんなに良かった?」

私は、少しでも希望を持とうと、恵に明るく問いかけた。

しかし、私の微かな希望の炎はすぐに恵の冷酷な言葉によって拭き消される。

「小夜に限って、そんなはず無いでしょう。小夜、現実を受け止めて。」

恵は、震える手で順位表を指差した。