新月の輝くとき

私は、彼にできるだけ可愛らしく友好的な微笑みを試みた。

人間、第一印象ほど大切なものはない。

しかし、彼は冷たい瞳で私を一瞥すると、隣の祖父には、正反対に爽やかな笑みを浮かべた。

この瞬間、彼が私の脳内ブラックリストのトップを飾ったことは言うまでもない。

こいつ…少女漫画の常連〝イケメン俺様イジワル王子〟ってやつなのか?

顔を引きつるのを感じた。

もう一度言おう。

人間、第一印象ほど大切なものはない。