新月の輝くとき

私より少し年上だろうか。

月光の淡い光に照らされた顔は、かなり整っていた。

白装束をその身にまとっているところからして、青年は、若き陰陽師だと推測できた。

月夜に白装束がよく映えるなぁと風流なことを思いながら、前を通り過ぎようとすると、祖父に引き止められた。

彼が目的の相手だったらしい。