「は?」

思わず、間抜けな声が漏れる。

「だから、学校の帰りに…もし、あの時、お前を傷つけたんだったら謝る。」

「傷つくわけないじゃない!あれくらいで」

弱気な私はらしくない、と私は、笑顔で嘘を吐いた。

そして、続ける。

「悪いと思ってるんだったら、約束してよ。明日、私にチョコの雪崩を見せてくれるって!」