新月の輝くとき

清宮の言葉に苛ついた私は、私らしくもない強気の言葉を吐き出す。

「死ぬ気なんてないわよ!」

清宮は、依然として冷静だった。

その口から、冷酷ともいえる言葉が流れ出す。

「お前の右の掌。何で傷つけた?」

私は、咄嗟に右手を背中に隠す。

「答えろ、神崎…」

「あんたには、関係ないでしょ。」

喉の奥から絞り出した私の返事は、弱々しいものだった。