「なんであの木ってわかったのー?」 「あたしの魔法〜!」 伊吹くんは笑った。 「あーあ、違う場所にすればよかったなぁ〜」 「あははっ」 「ありがとー、伊吹くん!」 「あたしこのお花、ずーっと大事にする!」 「うん!」 そしてあたしたちは手を繋いで家まで帰った――…