「最初はただの友達って思っとった。でも、合言葉考えたり、相談のったり相談したりしとったら、なんか稀々菜って優しいし、いっつも自分のことみたいに考えてくれるなー。って思ったん。その時、俺稀々菜のこと好きなんちゃうかなー。って思い始めて、そしたらどんどん好きになってって。ほんで、告白しよって決めたん。」
「うちも、宏のこと好きやった。他の子と仲良くしとるの見て、ヤキモチ妬いたし、手紙で告白されたって相談された時、どうしようって思っとった。OKしたらどうしようって思っとった。やから、うちからも言わせて。
宏のことが大好きです。」
「俺、稀々菜が俺のこと好きなん気づいとった。」
「うそっ?うち、全然気づかんだ。」
「稀々菜は鈍感やな。」
そう言ってから、ぎゅって抱きしめてくれた。
私達は初カレ、初カノでした。宏もぎゅって抱きしめてくれたけど、ぎゅってするのも初めてだったのもあって、その後何も喋れなかった。気まずかった。
「うちも、宏のこと好きやった。他の子と仲良くしとるの見て、ヤキモチ妬いたし、手紙で告白されたって相談された時、どうしようって思っとった。OKしたらどうしようって思っとった。やから、うちからも言わせて。
宏のことが大好きです。」
「俺、稀々菜が俺のこと好きなん気づいとった。」
「うそっ?うち、全然気づかんだ。」
「稀々菜は鈍感やな。」
そう言ってから、ぎゅって抱きしめてくれた。
私達は初カレ、初カノでした。宏もぎゅって抱きしめてくれたけど、ぎゅってするのも初めてだったのもあって、その後何も喋れなかった。気まずかった。

