愛言葉(短編)

「おい。大丈夫か?」
話そうと思っても声が出ない。
別に、なにもショックなことは無かった。
すると病室に主治医の先生が来た。

「稀々菜ちゃん。1つ聞いて欲しいことごあるんだけど、いいかな?」

私はコクリとうなずいた。
すると先生は帰ろうとしていた宏に
「宏君。君も聞いていって。」