【短】《私出来番外編》 また新たな一欠片

この計画は、他には誰も知らない。


堺家の住人も国北家の住人も、梓灯も郁史も秋も知らない。


一流は明日お兄ちゃんが帰って来る前に自宅に戻る予定なので、上手く行けば本当にこの事は私と一流だけの秘密となるのだ。


「とりあえず上がらせて。寒い」


「ああ、どうぞ」


なんで誰にも言ってないかと言うと、こんな事が家族や友達にバレたら絶対からかわれちゃう。


双方の意見は合致し、バレない様に超気を使ったワケ。


一流は家族には『オレも友達の家に泊まるわ』と言っているけれど、大丈夫…だよね?


「お邪魔します」