【短】《私出来番外編》 また新たな一欠片

4人を見送り、ゆっくりと扉を閉める。


扉に寄りかかって息を吐くと、中に戻る事なくその場に立ちつくした。


皆がいなくなって、さみしくなったからじゃない。


そりゃあさっきまで賑やかに騒いでいたのに、急に1人ぼっちはツライけど――――…大丈夫。


――――ピンポーン


扉に背中を預けたままボンヤリしていると、チャイムが鳴った。


!!来た!


「ハイッ!」


勢い良く扉を開けると、目の前の来客は驚いた様に目を丸くしていた。


「つ、蕾出るのメチャクチャ早いな……もしかしてさっき見送ってからずっと待ってたのか?」