captivate

2000年前。


ルグラン帝国のとある皇帝が、大賢者レイヴァルドと並ぶ竜・ゼアフィルドと接触し、星の原点の存在を知ったのが全ての始まりだった。


星の原点。


それはこの世界を作り上げた神が、異世界に遺した物が眠る地である。


その遺産とは、神の力。


創造の力が封じられた地が星の原点である。


星の原点にある力は至上最強の物とされ、その力の一部がこの世界に魔術として存在しているとされている。


そして1900年前。


星の原点を手に入れるために、後の軍神と恐れられたディクセン・アズカルドが混沌の魔女と共に魔導大戦を開戦。


結果として二人は破れ、瞬光の魔女とその守護者は星の原点を封じた。


その地を封じる為に、4つの聖地を使い、結界を作る必要があった。


その結界の鍵がマスターアーツ。


マスターアーツはその根底に存在する意味―すなわち星の原点への入口となる聖地を封じるため、1900年間名を伏せて絶えることなく継承されてきた。