「あの…ヤキモチって…どんな、ですか?」
そう聞くと先輩はパチパチと瞬きを繰り返した。
ヤキモチって言っても、
友情関係のヤキモチだとか、
恋愛関係のヤキモチだとか、
兄弟関係のヤキモチって、いろいろあるから…。
「樹、やっぱり別で」
「言うと思った!じゃーね、ゆずちゃん!」
大翔先輩が須田先輩にそう言うと、
須田先輩は気にする様子もなく帰って行った。
「一緒に帰ろうか」
…え!?いいの!!?
「イヤ、かな?」
「そんなこと!先輩が良いのであれば…!」
必死な私を見て笑う先輩。
話…逸らしてないよね?
相変わらず周りの視線も痛かったけど、2人並んで歩く。
校門を出て人が少なくなったところで、先輩が口を開いた。


