「大翔〜早くぅ〜〜!」
遠くから女の人たちの声が聞こえて、
大翔先輩が笑顔で、今行く!と答えた。
女の人たちの方を見ると、
もうそれは素晴らしく美人さんで…ああいう人が大翔先輩の彼女としてお似合いなんだなって思って泣けてきた。
1人で変なこと考えて泣きそうになるなんて…。
「じゃあ、私と理央くんも帰りますね!」
「もう帰っちゃうの?」
それは先輩が言うことですかっ!!
「大翔先輩、忙しそうですし…
須田先輩もなんだか他のところで大変そうだし…
光留先輩も戻ってくる気配ないので!」
どうやら、この言葉がいけなかったみたいです。
「へぇ?」
大翔先輩の表情が、どんどん黒い笑顔になって行ってる。
と、トリハダがたった…!


