「光留、女の子に呼ばれてるよ?」
突然私たちの前に影ができて、
光留先輩にそう言った。
「まじで?俺が?」
「うん、だから早く行っておいで」
その人物は、もちろん大翔先輩。
なんだか笑顔が怖いけど…。
「じゃあ、理央、柚乃!また話そうな!」
「光留くん行っちゃうんすかー…」
「光留先輩、行っちゃうんですね…」
私と理央くんからしたら、なんだかお兄さんのような存在になってたから、
なんだか少し寂しいな…。
「ははっ、またあとでな!」
そう言って光留先輩は別の席へ行った。
大翔先輩も行くのかと思ったら、
さっき光留先輩が座ってたところ…私の隣に座るからビックリしちゃった。
「あれ?香月くん、他の女いいんすか?」
「まあ、少しね。
俺と樹が2人を誘ったしね。
でも、誘わなければよかったかも」
…え?それはどう言う……。


