「俺、林 光留(はやし ひかる)。
部活はテニス部!」
どうやらこのフレンドリーな先輩は、
林先輩というらしいです。
「俺は斎藤 理央です。サッカー部で、
こいつは同じクラスの…」
「桐生 柚乃です!」
「理央くんに、柚乃ちゃんね!了解!」
それから林先輩とはすごく仲良くなって、
女の子たちがキャーキャー言ってる間も
ずっと3人で話してた。
「へー、じゃあ、柚乃は大翔に告ったんだ?」
「そ、そんな大きな声で…!」
「はははっ、ごめんごめん」
光留先輩と呼ぶようになって、
光留先輩も私たちのことを柚乃、理央と呼ぶようになった頃、
ついうっかり理央くんがその話をしてしまい、今に至ります。
「いいじゃん、カッコイイよ。
そこら辺の女より度胸あるし!」
そう言われると、なんだか嬉しいかも…。
「大翔も樹も、そりゃあこの子お気に入りになるよな〜」
「ということは、光留くんも?」
そう理央くんが聞くと、
コクンと頷いた。


