「柚乃ちゃん、寝そうだよ?」 「ふーぁい」 「ははっ、もう寝てる?」 寝てないですよ。 そう言うのもめんどくさくなって、 撫でられ続けた。 少しして先輩の手が離れる。 「えへへ、ありがとうございます!」 「いいえ、こちらこそありがとう。 柚乃ちゃんといると元気出るよ」 そう言われると、嬉しいな! ルンルン気分で再び帰り道を歩き出した。 今日はきっと、 よく寝れる気がする!