「ありがとう…?」
不思議そうに尋ねる先輩に、
はい!と返す。
「だって、守ってくれてるじゃないですか。
それに、大翔先輩のこと好きなんです。
連絡のやり取りや電話するだけで、すごく幸せになるんですよ?
ありがとうしかないじゃないですか!」
もう好きになってくれますか?宣言をしてる訳で、好きっていうのは少し恥ずかしいけど
抵抗は無かった。
「だから先輩、もう謝らないで下さい!」
「柚乃ちゃん……。」
「私は大丈夫です!
先輩と話してるだけで、嫌なことも気分も、全部どこかへ飛んじゃうんです」
本当のことだから、
だからもう、謝らないで下さい。
私は本当に、大丈夫。


