「呼ばなきゃこの手離してあげない」
む、むりやりでも言わせる気だ…!!
さすがの私も、ずっとこのままっていうのは心臓に悪い。
「……ひ、大翔先輩」
「よし」
そう言ってやっと解放された私は頬。
とても恥ずかしかった……。
「また理央が何かしたらいつでも言ってね」
「もうしないっすよ!」
ちょっと照れくさそうに言う理央くんが何だか可愛く見えて、
ついつい笑ってしまった。
「それじゃあ、またね、柚乃ちゃん。
理央は部活でね」
そう言って、ひ…大翔先輩は帰って行った。
確認した後、速攻で自分の席に戻る。
そして何事もなかったかのようにお弁当を食べ始めたけど…
周りの視線が痛い…!!!


