ーkayaー
中学3年生の春。
中学校生活最後の年となった
新しいクラスにはもう既に何人も人がいてその中にはたくさんの見覚えのある顔。
この中学校は地元に一つしかない
小さな学校だ。
クラスは4クラス、そりゃ見覚えのある顔ばかり。
席は教卓の真ん前、
『絶対ついてないじゃん』
なーんて思いながら黒板を眺めていた。
「華彩!同じクラスだねー!何年連続?笑」
なんて声かけてくるのは幼馴染の晴陽(ハルヒ)
幼稚園からずっと一緒。中学校も3年間同じクラス。何度も喧嘩して何回も離れて、だが今いなくてはならない存在となってる。
「キキも同じクラスだし、楽しみだね!!!」
キキは中学に入ってから同じ部活で仲良くなった。
なんだか変わり者で、いろいろあったけど
どちらも私には居なくてはならない存在。