朝のこともあるしこんな名刺を見てしまうともうテンションなんてあげられるはずもなく

「はぁ…」

と、数えきれないほどのため息をつくばかり

最近帰りが遅いのはいつもこんなとこに行ってるから?

私がいる家なんて帰ってきたと思わない…?

私のことはもう好きじゃなくなったの…?

考えてみればおかしな点はいくつかあった
帰りは遅いし、遅くなった日ほど彼は女の人がつけるような甘い香りを見にまとって帰ってきた。

この前はワイシャツにほんのり口紅が付いていた。


前まではこんなことなかったのに…
もっと愛されてる感じがした
あぁ私たちどこかで間違っちゃったのかな…