気づけば彼はすでにいなくて、家にはわたせなかったお弁当と食べてもらえなかった玉子焼き、なんのサポートも出来ない私が残されただけだった。
「行ってらっしゃいも言えなかったなぁ…」
彼のあの言葉が自分の存在意義すら否定されたような気がして私はただただ静かに泣くことしか出来なかった。
いつからこんな風になっちゃったんだろう…
たっくんからしたら私なんてどうでもいいのかなぁ…?
「行ってらっしゃいも言えなかったなぁ…」
彼のあの言葉が自分の存在意義すら否定されたような気がして私はただただ静かに泣くことしか出来なかった。
いつからこんな風になっちゃったんだろう…
たっくんからしたら私なんてどうでもいいのかなぁ…?
