麗華が好き。



この気持ちはたった今日でてきだばっかりだけど、あそこまで海斗に言われたら引くに引けねーしな。



そう思いながら家のドアを開けて外に出た。



・・・



「麗華っ」「陸也っ」



俺と麗華の声は見事に一致した。



「こんな所で何してるの?」



「お前に言いたいことがあって」



「あたしもだよ。陸也に言いたい事があって出てきたの」



「ここじゃなんだから公園にでもいかねーか?」