「それ嘘だよね」



なんでぇ。なんでこんなにすぐにばれちゃったの!?



昨日の夜一生懸命考えたのに・・・



「ちぇ。バレちゃった」



そう言って、お母さんの元に小走りで行った。



「大事な話って何?」



麗華ねぇが眠そうな顔をこすりながらお母さんに聞いた。