「そんな事ないよ。陸也は最後まで優華の事を考えててくれたもん」



「ありがと。そんな事言ってくれるの多分優華だけだし」



「こらぁ。山本。今すぐに職員室に来なさい」



「じゃあ優華。行ってくるわ」



「うん」



好き。大好き。もう絶対にはなさねぇ



俺はその後もずっとその事だけが頭の中を回っていた